2013年5月22日水曜日

静岡市商工会議所の方々の訪問

25年1月10日、横須賀市国際交流課のご案内で静岡商工会議所の方々が
按針の菩提寺 浄土寺を訪問されました。
 
 
徳川家康没後400年にあたる2015年に向け、様々な記念事業が計画中とのこと。
昨年12月に上演された「家康と按針」をご覧になり、
家康公と因縁のある三浦按針について関心をお寄せになりました。
 
住職が展示用のパネルをお見せしてお話しました

 




浄土寺には按針の法要のために寄進された打敷があります。
一昨年京都国立博物館で修復していただいたところ、
「高貴な身分の女性の着物で作られている」とのことでした。
金糸銀糸などを使った豪華な刺繍や絞がほどこされたものです。
この打敷には双葉葵の模様が刺繍されています。
当時、葵の模様は徳川家の者しか身に着けることはできなかったはずです。
それをご覧になった静岡商工会議所の方々は
「徳川家の三つ葉葵の原形は二葉葵といわれている。何かゆかりがあるかもしれないですね。」と。
この着物の持ち主は誰だったのか知りたいですねと盛り上がりました。

2年後の家康公没後400年記念に際し、按針の街としてご協力をお約束しました。
「家康と按針」二人の交流を大河ドラマに取り上げていただきたいと話し合った次第です。