2012年5月25日金曜日

ガリバーが按針供養塔に献花

3月25日(日)、三浦按針ことウィリアム・アダムズがあの「ガリバー旅行記」の主人公ガリバーの
モデルであることに因み、ガリバーが按針供養塔に献花するという初めてのイベントがありました。
こうした企画は、ふるさと横須賀の魅力ある街づくりを考える市民ネットワーク「よこすか未来塾」の方々によるものです。
ガリバー役には、代々横須賀在住の長身の外国の方にお願いしています。
現在のガリバーさんは横須賀米軍基地所属の、ワイアット・ルーカスさん39歳です。

     

按針の供養塔のある塚山公園は市内でも有数の桜の名所で、いつも3月末から4月初めにかけて桜まつりが開かれます。25日午前中、逸見観光協会による山開きパレードが繰り広げられました。ガリバーも逸見保育園の園児たちと逸見の大通りを練り歩きました。
昼食後、午後1時から按針の菩提寺 浄土寺を出発!ガリバーは住職さんと「よこすか未来塾」、「按針のまち 逸見を愛する会」の
皆さんとともに按針塚頂上めざし登りました。
按針と妻雪の供養塔は、按針塚でも一番高いところにあります。
大人も子どもも「もう少しだ!」と声掛け合いながら和気あいあい登りました。

供養塔前では、「よこすか未来塾」の方々や「塚山保存会」の方々が献花式の準備をして
待っていて下さいました。式は湘南FMのスタッフによる司会進行で進められました。
まずはMr.ガリバーによるスピーチ。
ガリバーからガリバーのモデル按針への敬意と感謝のメッセージが読み上げられました。


写真は挨拶に立つガリバー、そして「よこすか未来塾代表幹事」雑賀さん

 
石井義文さんがハーモニカで「ロンドンデリーエアー」を独奏、
続いて浄土寺コーラスによる懐かしい「按針賛歌」が披露され、参加の皆さんで歌いました。
その後、Mr、ガリバーの献花を皮切りに、代表者が次々と花輪を献花。

 
最後に参列の皆さんもそれぞれ献花をしました。Mr.ガリバーは、用意したお菓子を参加した子どもたちに配ってくれて皆さんに喜ばれました。この企画を中心的に推進された、「よこすか未来塾」のミスターガリバーこと桐ケ谷良之さんとMr.ガリバーのツーショットで無事このイベントは終了しました。皆さんお疲れ様でした。来年はより一層このイベントへの期待が高まりそうです。