2014年1月8日水曜日

 「第一回 按針サミット」in 平戸 ご報告

三浦按針ことウィリアム・アダムズにゆかりの4市(平戸・横須賀、静岡県伊東、大分県臼杵)が、
5月25日長崎県平戸市に市長らが参集し、初の「ANJINサミット」が開かれました。
横須賀市からは沼田副市長と板橋議長が、
また「按針のまち 逸見を愛する会」から中村副会長他9名が参加しました。


第一回「按針サミット」開催の趣旨(平戸市広報より抜粋) 

「日本の交易の礎を築いた三浦按針ことウィリアム・アダムズは、残念ながらあまり知られていません。
 平戸に英国商館が設置され日本と英国との交易が開始されてから400周年の節目を迎える本年、
按針にゆかりの4都市が連携し1回「ANJINサミット」を平戸市で開催します。
このサミットでは、4都市の紹介と按針の魅力・人間性を明らかにし、未来に向け発信します。
そして新たな按針像を皆さんと共有します。」
 

 黒田成彦平戸市長による大会宣言

   
英国総領事とオランダ総領事よりお祝辞がありました



按針の功績を広く紹介することに功績のあった人を称える
第一回「按針賞」は元メッドウェイ市長のスーザン・ヘイドック氏に贈られました

按針ゆかりの4市それぞれが、按針とのつながりや催しについて紹介する「ANJIN自慢」
横須賀市は、サミットに参加された沼田副市長がされました


按針の菩提寺 浄土寺住職が、
「現代人をも魅了する按針とは」と題し基調講演を致しました


4市による「サミット大会宣言」が採択され、第2回「ANJINサミット」開催予定市の
静岡県伊東市の佃弘巳市長が「大会宣言」を発表され、盛大な拍手をもって承認されました。

「大会宣言」の内容
①按針の偉業について未来へ伝えていく。
②4市は海に面した港町という共通点があることから、防災協定締結に向けてさらに連携していく。
③按針の功績を全世界に発信していくために、NHK大河ドラマ化に向けて連携していく。 以上

 
固い握手をする(左から)平戸市の黒田成彦市長、横須賀市の沼田芳明副市長
伊東市の佃弘巳市長、大分県臼杵市の中野五郎市長
 
サミット終了後、会場の平戸文化センター内で歓迎レセプションが開かれ
和気あいあいと交流が行われました。
 
 
 
 
 
5月26日、「第19回按針忌」開催
 
平戸崎方公園にある按針塚
 
法要に参加した「按針のまち 逸見を愛する会」のメンバーたち 

浄土寺逸見住職による読経
 
  
フルートの演奏をバックに詩の朗読、そして按針墓前に献茶がされました
献茶には、臼杵市から運ばれた湧き水が使われました


最後に参加者全員が墓前にバラを献花しました
 
 
 
按針忌の後、海に面した平戸オランダ商館の広場でティーパーティーが開かれました
向こうに見える建物がオランダ商館


復元された平戸オランダ商館
現在は資料館となっている

 平戸の町中にある三浦按針の像
平戸の人々の按針を慕う思いが伝わってきます

平戸の海を背に横須賀からの参加者一同で記念写真